【速報】柏崎刈羽原発へ核燃料を装てん 再稼働目指す東京電力

東京電力は15日、再稼働を目指している柏崎刈羽原発7号機(新潟県)に核燃料の装てんを始めた。計872体を、使用済み核燃料プールから燃料取り換え機を使って1本ずつ原子炉圧力容器に入れる。完了まで、24時間態勢で約2週間かかる見通し。同原発は1~7号機があり、福島第1原発と同型の沸騰水型炉。このうち6、7号機は改良型。総出力は世界最大規模の821万2千キロワット。電力は首都圏などに供給される。新潟県の花角英世知事は再稼働に同意するかどうかの考えを表明していない。福島事故後に再稼働した全国の6原発12基は地元が同意した後に燃料を入れており、地元の同意前は異例。

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