義務教育学校の開校延期 真駒内地区と厚別南・青葉地区 建築資材高騰、人手不足響く

仮称「真駒内地区義務教育学校」のイメージ

 札幌市教委は、真駒内地区と厚別南・青葉地区の小中学校を統合して建設する二つの義務教育学校の開校時期について、当初計画より、それぞれ1年と2年、先送りすると決めた。建築資材の高騰や人手不足を受けた措置。道教委によると、札幌市内では高校など計4校で2023年度中に予定していた補修工事の入札への参加業者がなく、本年度に工事は持ち越された。これらの学校の整備の遅れは、市民生活にも影響しそうだ。

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