次の知事にふさわしいのは「突飛なことを言わない常識人」 後継指名をしない考えの秋田・佐竹知事

秋田朝日放送

秋田県の佐竹知事は15日の記者会見で2025年春の知事選で後継指名しない考えを重ねて示しました。

佐竹知事:「秋田の農業とか地元の様々な資源や可能性をしっかりと踏まえながら、あまり突飛なことを言わない常識人。こういう方がいいんじゃないかと」

「できれば一党一派に属さない人に」との認識を示した佐竹知事。求める人物像はあまりないとしながらも注文は色々とあるようで…。

佐竹知事:「自分の”親分”がいるようなね方はちょっとふさわしくない。ある人物から相当影響を受けるとかちょっとそういうことは避けるべき。そういう方は私としてはうまくないんじゃないかと」

4期16年務めた知事の応援で次の知事が影響力を受けてしまうのでは?と記者から突っ込まれると…。

佐竹知事:「私の応援だけで勝てるとかそういう力はない。国会議員がいて派閥の”親分”がいてその派閥に長い間いたという場合ねどうしてもこれに引っ張られる。そのことを指している」

2025年春の知事選には県議で自民党の鈴木健太さん(48)と秋田市出身で卓球のTリーグ琉球アスティーダの社長、早川周作さん(47)の2人が立候補を検討しています。

また、佐竹知事はブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアムについて「外旭川のまちづくり構想と一体的でなければできないということではない」と述べ、「問題はクラブがどのように努力し資金を調達するかだ」としました。

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