【香港】小1児童、向こう5年で36.5%減少へ[社会]

香港政府教育局は、香港の小学校1年生に当たる6歳の人口が2029年に3万1,500人まで減少すると予測した。24年(4万9,600人)から36.5%減る計算となる。

教育局が15日の立法会(議会)財務委員会向けに資料を提出した。中学1年生に当たる12歳は24年の6万8,300人から20.5%減少し、29年に5万4,300人になると見込んでいる。

区別で最も減少幅が大きいのは油尖旺区。29年に6歳は70.0%減の600人、12歳は40.0%減の1,800人まで減るとみている。増加は6歳が離島区のみで、5.9%増の1,800人、12歳が北区のみで、10.3%増の3,200人になるとそれぞれ予測した。

教育局は、児童・生徒数が少ない場合は、追加で補助金を支給した上で他の学校との合併などを支援するとしている。

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