米4月住宅建設業者指数は51で横ばい、上昇傾向は一服=NAHB

[15日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が15日発表した4月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は前月から横ばいの51だった。2023年7月以来8カ月ぶりとなる高水準を維持したが、4カ月連続の上昇傾向は一服する形となった。

金利の見通しが明らかになるまで、買い手が住宅購入をためらっていることが背景にあると考えられる。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は「4月の結果が横ばいとなったことは、需要が伸びる可能性を示す一方で、金利の行方を見極めるまで買い手が購入を躊躇していることを示唆している」と指摘。また「最近のインフレ指標を受け、市場は金利はやや上昇すると見越しているが、われわれは依然として、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを発表し、住宅ローン金利は抑制されると予想している」とのコメントを出した。

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