やわやわ、華麗な淡紅色 小山でオモイガワザクラ見頃

思川沿いを彩る思川桜

 【小山】思川の堤防などを彩る市原産のオモイガワザクラ(思川桜)が見頃を迎えている。

 ソメイヨシノより1週間程度遅く咲く思川桜は、10片の花びらを持つのが特徴。約3千本が市中心部や川沿いを染めている。

 今年は市による開花宣言が、昨年より11日遅い今月8日に出された。今週いっぱいが見頃という。

 晴天に恵まれた15日、市役所西側の思川堤防では、散歩途中の市民らが桜の木の下で足を止め、思い思いにカメラやスマートフォンを向けていた。

 市商業観光課の担当者は「市花でもある思川桜は、淡い紅色の華麗な花とやわやわとした枝ぶりが魅力」とPRしている。

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