貴重なシャッターチャンス…鉄道ファンも真剣 真岡で桜と菜の花とSL競演

SL、桜、菜の花の競演にシャッターを切る人たち

 【真岡】真岡市東郷の真岡鉄道沿線で14日、桜と菜の花の間をSLが走り、家族連れや鉄道ファンなどでにぎわった。

 北真岡駅から東に約800メートルの線路沿いには桜並木と菜の花畑が広がる。SLが通過するのは土日の1日2回。桜は散り始めているものの十分に絵になる状態で、菜の花はあと2週間ほど楽しめる。初夏を思わせる陽気となったこの日は、SL、菜の花と競演する貴重な機会を逃さぬよう、多くの人がカメラを構えていた。

 大学生時代の写真サークル仲間3人で訪れた横浜市、会社員小谷亜由美(こたにあゆみ)さん(22)は「交流サイト(SNS)でこの撮影スポットを知り、来てみたいと思っていた。きれいな写真が撮れた」と満足そうに話した。

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