10月7日大相撲高岡場所 5月11日から先行予約

高岡場所の開催概要を確認した実行委の初会合=富山新聞高岡会館

  ●角田市長「歴史の1ページに」

 10月7日開催の大相撲高岡場所の実行委員会は15日、高岡市の富山新聞高岡会館3階ホールで初会合を開き、チケットの先行予約を5月11日から開始することを決めた。実行委の顧問に就いた開催地の、角田悠紀市長は「高岡の新しい大相撲に関する歴史の1ページを開きたい」と市内では10年ぶりとなる巡業の盛り上がりに期待を寄せた。

 高岡場所は市竹平記念体育館で開催される。夏場所(5月12日初日・両国国技館)での三役復帰が確実な朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)や、大の里(石川県津幡町出身、二所ノ関部屋)、横綱照ノ富士らが出場する見込み。当日は午前9時開場、午後3時打ち出し(終了)を予定している。

 チケットの先行予約は5月11~17日、電話のほか、インターネットの北國新聞イベントガイド、富山新聞販売店で受け付ける。一般発売は7月19日から。チケットはいずれも指定で、タマリS席1万8千円(座布団付き)、タマリA席1万6千円、ペアマスS席2万6千円、ペママスA席2万2千円、ペアいす席2万円、1階いす席9千円、2階いす特等席1万1千円。自由席は2階6千円が設けられる。

 実行委は富山新聞社、北國新聞社、市内の各種団体、企業などで組織する。初会合では実行委員長の吉田仁富山新聞社代表(北國新聞社常務)があいさつし、規約や予算案を承認した。高岡場所前日の10月6日には金沢市総合体育館で大相撲金沢場所(北國新聞社主催)が開催される。

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