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第18回高波チューリップまつり(富山新聞社後援)は14日、砺波市高波の高波観光圃場(ほじょう)で開催された。約1ヘクタールの畑に植えられた66品種約50万本が五分咲きとなり、大勢の来場者が「花の絨毯(じゅうたん)」を楽しんだ。今年は伝統的建築のアズマダチ住宅と北陸新幹線が一緒に眺められる場所となり、砺波ならではの「春の三重奏」を描いた。
23日開幕のとなみチューリップフェア(富山新聞社後援)のサテライト会場となっている。圃場の南側ではオレンジ色のサーモンファンアイクが見頃で、北側は桃白の桃太郎、赤白のスプリングサプライズ、桃色のクリスマスドリームなどが美を競った。暖かい日が続けば、1週間ほどで満開になる見通し。
会場では花鉢が販売され、ビニールプールに浮かべた花を紙コップに入れる「チューリップすくい」が人気を集めた。プリンセスチューリップの五十嵐早紀さんが笑顔で記念撮影に応じた。
主催する高波地区球根組合は「春の三重奏」が見どころになると考え、新幹線が通過する時間を来場者に案内した。会場を訪れた夏野修市長は「朝日町の春の四重奏が有名になったが、チューリップのまち砺波としてこちらを売り出したい」と意欲をみせた。
●フォト審査作品募集
同組合は、チューリップフォトコンテスト(富山新聞社後援)の作品を募集する。応募先は砺波市林1107、JAとなみ野北部支店内のフォトコンテスト係。締め切りは5月9日。