ゴ―ルに繋がらない“好プレー”止まりではダメ! 仏を知る松井大輔が伊東&南野に私見「得点かアシストしか評価されない」

元日本代表MFの松井大輔氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、リーグ・アンでプレーする後輩に注文をつけた。

ル・マンやサンティティエンヌなどフランスで活躍したファンタジスタは、いま当地で躍動するモナコの南野拓実とスタッド・ドゥ・ランスの伊東純也のドリブルを称賛する。

そのうえで、「プラスアルファでアドバイスは?」と問われると、「やっぱり得点なんですよね」と述べている。

「得点か、アシスト、見えるものしか評価されない。1個1個のプレーはうまいんですよ。『ゴール前のプレーは上手かった』って言われちゃう。最終的にゴールが入ることによって、プレーが評価される。前のプレーがどうであれ。最終的にゴールだけ」

海外で戦ううえで、重要なポイントとして、「(走行)距離が出てるとか、何回デュエルで取ったとか、数字が多い。できれば、数字を多くとっていくほうが評価は高くなる」と見解を語った。

その声が聞こえたわけではないだろうが、最新試合で伊東は見事なクロスから中村敬斗のヘッド弾をアシスト。数字を残した。

【動画】伊東純也の絶妙クロス→中村敬斗の強烈ヘッド弾!
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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