「これボークにならないの?」 大谷も笑わせた超変則左腕の“新投法”に笑撃「よく投げれるな」

ヤンキースのネストル・コルテス【写真:ロイター】

かつて大谷も笑ったヤンキースの左腕コルテス

米大リーグ・ヤンキースのネストル・コルテス投手が新たな変則投法を披露し、話題を集めている。かつて大谷翔平投手も対戦時に笑ってしまった左腕。14日(日本時間15日)の敵地ガーディアンズ戦で打者を幻惑し、MLB公式も脚光を浴びせた。ネット上の日本人ファンからは「これボークにならないの?」「良く投げられるな笑」といった声が上がっている。

また“進化”した。敵地で先発したコルテス。0-0で迎えた2回、7番ヒメネスを相手にカウント0-2からの3球目、ゆっくり投球動作に入ると、上げた右足を一度下ろす。するとその直後、ボールを持っていた左手を軽く振って“疑投”するまさかのアクション。そこから再び勢いをつけると、スリークォーター気味に投げ込んだ。

高めのボールはファウルとなったが、MLB公式Xなど複数のメディアが前代未聞の投球フォームに注目。日本のファンからは「これって途中で止まってはないからボークにはならんってこと?笑」「コルテスおじさんの新しい投球術」「コルテスさんのピッチクロック対策」「一回投げるマネした コルテスおじさん面白さ復活w」「一旦静止して、後は止まらず動き続ければボークじゃない理論好きよ。まぁ良くバランス崩さず投げれるよな笑」といった声が上がっている。

コルテスは2021年6月、エンゼルスに在籍していた大谷との対戦でも話題に。超スローテンポでなかなか投げずに球審にタイムをかけられ、打席に入った大谷も白い歯を見せた。22年には米スポーツ専門局「バリースポーツ」の記事で「彼(大谷)が受け入れてくれたことには敬意を示すよ。投手としては、できることは何でもやらなきゃいけない。彼もそれは分かっている。投手だからね。彼が理解していると感じるんだ。笑わせられたことは嬉しいね。それにアウトにもできた」と対戦を振り返っている。

THE ANSWER編集部

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