『マッドマックス』アニャ・テイラー=ジョイは運転免許を持っていなかった!初運転でいきなり難技習得

アニャ・テイラー=ジョイふんする若きフュリオサ - (C) 2024 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

映画『マッドマックス:フュリオサ』でシリーズの代名詞ともいえる激しいカーアクションに挑戦したアニャ・テイラー=ジョイは撮影当時、運転免許を持っていなかったことが明らかになった。アニャ本人が、初めて経験した運転について明かした。

『マッドマックス』シリーズの生みの親であるジョージ・ミラー監督がメガホンを取った本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)で活躍した女戦士フュリオサの若かりし頃にスポットを当てたアクション。バイカー軍団に連れ去られ、人生のすべてを奪われた若きフュリオサ(アニャ)が、復讐に燃える戦士として覚醒する。

前作『怒りのデス・ロード』では、世紀末を舞台に改造車が入り乱れるノンストップのカーチェイスバトルが繰り広げられた。シリーズのDNAは『フュリオサ』にも引き継がれており、予告編ではバイカー軍団が大挙する狂気のカーアクションの一部が確認できる。

当然フュリオサを演じるアニャもカーアクションに挑むわけだが、「私はまだ(運転)免許を持っていなかったんです。だから、全てがとても新鮮でした(笑)」と衝撃の告白。『マッドマックス』の撮影で、初めてハンドルを握ることになったという。

アニャが最初に習得したのは、「ジューシーリフト180(Juicy Lift 180)」という難技だった。「基本的にまっすぐスタートします。その後、(車が)激しく180度回転して止まるんです」と説明するアニャ。2022年に、この技を披露している動画を自身のInstagramにポストしており、車を激しく回転させるアニャのハンドルさばきが垣間見える。

車と共に、オートバイの乗り方も学んだアニャ。「オートバイと車を同時に学べたことは本当にありがたかったです。何でも、オートバイでやることは車よりずっと安全に感じられるから。オートバイでできることは、車でも間違いなくできるはずですから」と語り、「映画のために、これほど長い間トレーニングしたことはありませんでした。単にスタントをこなすためだけではなかったんです。願わくばもっとうまくできるようになるという意識で、何度も繰り返しやっていました」と充実感をのぞかせた。(編集部・倉本拓弥)

映画『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日より全国公開

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