読むポイント学ぶ 日本海情報ビジネス学校 新聞講座で学生ら

ニュースの要点を探りながら記事を読む受講者

 「社会人のための新聞講座」が12日、米子市道笑町2丁目の日本海情報ビジネス専門学校(安藤順一校長)であった。約70人が受講し、新聞の構成や制作過程などを通じて記事を読むポイントを学んだ。

 新聞を活用したNIB(ビジネスに新聞を)講座の一環。新日本海新聞社西部本社の沢田圭太郎総局長が講師を務め「新聞の見出しは『記事の案内看板役』」と紹介したほか、重要な事柄を最初に書く「逆三角形」の記事構成や情報伝達の要素「5W1H」について解説。受講者は当日の紙面を開き、行政関係や地域課題、風物詩などの記事から、ニュースの要点を効率的に読み取っていた。

 寺部あすかさん(18)は「新聞は堅いイメージがあったが、記事を読む要点が分かり就職にも役立ちそう」と話した。

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