プロゴルファーの不動裕理さんが9日、菊池市役所を訪れ、不動さんの寄付金を基に運営している基金の支援を受ける市内のクラブチームの子ども4人と対面。お礼の言葉の寄せ書きを受け取った。
菊池市に住んだことがある不動さんは2004年~07年、市に計320万円を寄付。市は05年に「ジュニアスポーツ育成ゆうり基金」をつくり、市内のスポーツクラブに助成してきた。これまで234団体に計304万円を贈り、道具代や大会運営費などに活用されてきた。
不動さんは、12日に菊陽町で開幕するバンテリンレディスオープン出場に合わせて訪問。野球チーム「熊本菊池クラブ」とバドミントンチーム「必成」の選手が記した寄せ書きに子どもたちと一緒に目を通した。
必成の隈部百利乃さん=七城中1年=は、試合に負けた時の気持ちの整理を質問。不動さんは「優勝すればそれで終わりだが、負ければ反省点がある。反省は次につながるから良かったなと思う」と答え、子どもたちにエールを送った。(志賀茉里耶)