横手で真夏日、最高気温30.7度 秋田市では4月の観測史上最高に

シダレザクラが満開となり、多くの花見客でにぎわった仙北市角館町の武家屋敷通り=15日午後

 秋田県内は15日、高気圧に覆われるなどした影響で気温が上昇し、全26観測地点で今年一番の暑さとなった。横手市では今年初の真夏日(最高気温30度以上)となる30.7度を記録し、県内の観測史上で最も早い真夏日となった。

 男鹿市、大潟村、秋田市など5地点で、4月の観測史上最高気温を更新した。

 仙北市では同日、「角館の桜まつり」が開幕。武家屋敷通りや桧木内川堤周辺の桜が見頃を迎え、多くの観光客でにぎわった。

 最高気温は今年最高の29.0度まで上昇し、まつり会場では腕まくりをしたり、半袖を着たりしている人が目立った。

 東京都昭島市から訪れたパート佐藤時子さん(63)は「角館駅を出た瞬間、夏のような暑さで驚いた。咲き誇る桜に感動した」と話した。

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