日経平均は続落で寄り付く、3万9000円割れ 米株安の流れ引き継ぐ

[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比482円13銭安の3万8750円67銭と、続落してスタートした。週明けの米国市場が米金利上昇や中東情勢への警戒感で続落となった流れを引き継いだ。日経平均は心理的節目の3万9000円を下回った水準での推移となっている。

主力株では東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、アドバンテストが2─3%超安で、4銘柄で日経平均を300円ほど押し下げている。オリンパス、ニデックは3%超高としっかり。

東証株価指数(TOPIX)は1%超下落し、2720ポイント近辺。東証33業種では、保険、証券、鉱業、石油・石炭製品、小売りなど29業種が値下がり。精密機器、ゴム製品、銀行の3業種は値上がりとなっている。

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