6万円分電子マネー詐欺被害 松阪の80代男性、PC修理名目 三重

 【松阪】三重県警松阪署は15日、松阪市の80代男性がパソコンの修理名目で6万円分の電子マネー利用権をだまし取られたと発表した。詐欺事件と見て捜査している。

 同署によると、同日午前10時30分ごろ、男性のパソコンが動かなくなり、表示されている電話番号に連絡すると、マイクロソフトの研究員を名乗る片言の日本語を話す男性から「修理のためにはアップルギフトカードの購入が必要」などと言われ、市内のコンビニエンスストアで3万円分の電子マネーを計2回購入し、利用権をだまし取られた。

 「入力が間違っている」などと言われ、3回目に同じコンビニで購入しようとしたところ、店員が詐欺に気づき同署に通報し、発覚した。

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