侵入盗などで男を追起訴 鈴鹿の強盗殺人事件被告 津地検・三重

 1月に三重県鈴鹿市のアパートで住人男性が殺害された強盗殺人事件で、津地検は15日、コンビニで窃盗を繰り返したなどとして、建造物侵入や窃盗などの罪で、住所不定、無職美崎芳一被告(27)=強盗殺人などで起訴=を追起訴した。

 起訴状などによると、美崎被告は1月26日に市内コンビニに窓ガラスを割って侵入し、たばこなど24点(販売価格計約1万2千円)を盗むなど、昨年12月―今年1月の間に、窃盗や無銭飲食といった6個の事件に関わったとされる。

 美崎被告は1月8日、同市末広北2丁目、アルバイト近藤康夫さん=当時(77)=の部屋に侵入。近藤さんの首を衣類で絞めて窒息死させ、軽乗用車を盗んだとして、強盗殺人や住居侵入などの罪で起訴されていた。

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