【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】ボートレース界注目の福留光帆 今大会は〝イケオジ〟菊地孝平推し

〝推し〟の毒島誠がSGを制し、ゴキゲンの福留光帆

ボートレース鳴門のプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」が16日に開幕。45歳以上の〝匠〟が熟練の技と経験を駆使して、白熱バトルを繰り広げる。この大激戦の見どころを元AKB48の福留光帆が紹介。その軽妙なトークと明るいキャラ、そして祖父、父から継承したボートレース愛が話題となり、艇界でも注目の存在となっている福留が、今大会の推しとして指名したのは〝イケオジ〟菊地孝平だ。

【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】ビッグレースのコラムを書くのは3回目。最近は大好きなボートレースのお仕事も増えて、すごく幸せです!

前回の戸田SGクラシックの見どころを紹介するコラムでは、ボートレーサーで一番大好きな毒島誠選手のことを書きましたが、その毒島選手が優勝しました! 優勝戦の3月20日はお仕事もあったのですが、毒島さんが優勝戦に乗るということで、何とか時間をつくって、戸田の本場に駆け付けて応援してきました。目の前で毒島選手のSG優勝を見ることができて、メチャメチャ感激です。この日の毒島選手の画像はスマホの待ち受けにしています。もともと毒島選手の単勝舟券をお守りとしてスマホケースに入れていたんですけど、もちろんクラシック優勝戦の単勝舟券も、お守りとしてスマホケースに入れています。

今回はプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」です! 45歳以上のベテランレーサーの対決。やっぱり舟の運びとかハンドルさばきが〝巧い〟というイメージ。それにいろいろな戦いをくぐり抜けているのでレース運び、かけ引きもすごい。コース取りからバチバチの戦いで予想も難しいですけど、見応えある大会です。

それに舞台がボートレース鳴門という、一筋縄ではいかない水面というのもカギですよね。うねりというか、波があって難しい水面というイメージですし、他の場に比べたらインが強くない。2022年11月に鳴門で開催されたSGチャレンジカップの優勝戦を現地で見てたんですけど、6号艇の深谷知博選手が道中逆転で優勝。準優勝戦も深谷選手は6号艇で2着に入って優出。同時開催のGⅡレディースチャンピオンカップも、中村桃佳選手が大外6コースからまくり差しで優勝。外枠でも十分、チャンスがある水面だと思っています。

そこで私の今大会のイチ押しはドリーム戦6号艇の菊地孝平選手です。〝イケオジ〟な菊地選手のことは、もともと好きなんですよ。それに2年前、私のホームプール尼崎で行われたSGオーシャンカップでも、最終日に5コースからまくり差しで1着。そのレースを生で見ていたこともあって、印象がすごく心の中に残っているんですよね。菊地選手と言えばスタートです。今回もスタートを決めて一気に突き抜けるということもあるのでは、と期待しています。

やっぱり私の地元の兵庫支部の選手も気になりますよね。ドリーム4号艇の吉川元浩選手はクラシック優勝戦では妨害失格となってしまいましたが、予選トップ通過、優勝戦1号艇と活躍しました。そして、古結宏選手は私と誕生日が同じ10月22日なんですよ。

コースをどんどん取りに行く毒島選手の師匠の江口晃生選手、Fを持っていてもスタートで妥協しない田頭実選手という個性たっぷりの選手の走りも楽しみです。瓜生正義選手も選手会の代表になってから優勝できていなかったですけど、3月のびわこ一般戦、住之江67周年記念で優勝したので実力を発揮してきそうです。

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