宮崎県内 献血者不足が慢性化 若年層に協力呼び掛け

献血ルーム「カリーノ」の入り口で献血の必要人数を知らせるボード=15日午後、宮崎市

 本県で献血者の不足が慢性化している。昨年度の人数は計画に対する実績の割合が95.6%にとどまり、4月に入ってからも400ミリリットル献血は94.5%(15日現在)と伸び悩む。血液型別ではO、B型が足りていないという。県赤十字血液センター(宮崎市)は「新大学生、新社会人に協力を呼びかけ、献血の新たなリピーターを確保したい」と若年層の取り込みに力を入れる。

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