「もも娘」台湾に福島PR 飯舘の企業、ダンスユニット結成へ

福島もも娘のメンバー

 台湾を中心に福島県の魅力を発信する企業「サクラ・シスターズ」(飯舘村)は、台湾のダンサーによるユニット「福島もも娘 from Taiwan」を結成する。メンバーは今後県内のイベントなどに出演し、福島と台湾交流のシンボルとして活動を始める。

 福島もも娘は台湾人4人の女性ダンサーで構成する見通し。早ければ5月にも来日予定で、台湾と福島の2拠点で活動する。県内のイベントなどでパフォーマンスを披露するほか、台湾で県産品のPRなどを行う。

 活動費用はクラウドファンディングで集める。期間は5月27日午後11時まで。集まった資金のうち、1割を台湾東部沖地震の義援金として寄付するという。同社の峯岸ちひろ社長は「台湾は東日本大震災の際に福島へ多くの義援金を届けてくれた。恩返しの気持ちを込めて義援金を届けたい」と話している。

© 福島民友新聞株式会社