キリン、パンダ、ゾウ 動物像にカラフル塗装/五戸

キリンの像に手形のペイントを施して笑顔を見せる子どもたち

 五戸町の新町子ども育成会(盛田奈緒美会長)は7日、同町神明後の立場児童公園内に設置された動物の像にペイントを施すイベントを開いた。地域の子どもたちが手のひらに水性ペンキを塗って像に手形を付けるなど、思い思いの表現でカラフルな像に仕上げ、地域の憩いの場に彩りを添えた。

 立場児童公園内には遊具や五戸まつりの新町山車組の山車小屋があるほか、昨年11月には新町自治会館が完成し、地域の拠点となっている。

 ペイントをした動物の像はキリン、パンダ、ゾウの形をした三つ。元々ひばり野公園に置かれていたが、改修工事で撤去されることを知った新町自治会が譲り受けた。

 この日は地域の子どもたち約40人が参加し、白色に下塗りされた像に水性のペンキを塗った。キリンの像には手のひらに塗って手形を押し当て、ゾウはインドゾウをイメージした華やかなデザインに、パンダはピンク色を中心としたかわいらしい配色で、それぞれかわいらしく仕上げた。

 毎年新町山車組の飾り付けを手伝っているという田中煌(こう)君(町立五戸小4年)は「公園に遊びに来るのが楽しみになった」。山邊優護君(同)は「カラフルなキリンになって良かった」とそれぞれ語った。

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