カブス・鈴木誠也が右わき腹痛によりIL入り 走塁時に痛めたか

日本時間4月15日、カブスは鈴木誠也を「右わき腹痛」により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、鈴木は前日の試合で走塁時に右わき腹を痛めたという。ただし、スプリング・トレーニングで左わき腹を痛めて復帰までに6週間を要した昨季ほど症状は深刻ではないとみられており、軽傷で済む見込みだ。メジャー3年目を迎えた鈴木はここまで打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893の活躍でカブス打線を牽引していただけに、1日でも早い戦列復帰が待たれる。

現在29歳の鈴木はカブスに入団して今季が3年目のシーズン。オープン戦は15試合に出場して打率.459、6本塁打、12打点、OPS1.593という素晴らしい成績を残し、シーズンに入ってからも全15試合に出場して打率.305、4二塁打、3本塁打、13打点、OPS.893と好調を維持している。ここまで15試合で9勝6敗とまずまずのスタートを切ったカブスだが、打線では鈴木と新人マイケル・ブッシュの2人の活躍が目立っていただけに、鈴木の戦線離脱は小さくない痛手となるだろう。鈴木が離脱した穴をカバーするためには、開幕からなかなか調子が上がらないコディ・ベリンジャーやイアン・ハップらの奮起が求められる。

鈴木の離脱により、外野4番手のマイク・トークマンがスタメン出場する機会が増えることが予想されるため、カブスは控え外野手としてアレクサンダー・カナリオをメジャーへ昇格させている。現在23歳のカナリオはMLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで10位にランクインしており、昨年9月にメジャーデビューして初本塁打も記録。今季はマイナーAAA級で開幕を迎え、ここまで13試合に出場して打率.269、2本塁打、7打点、OPS.858をマークしている。まだメジャーで6試合の出場経験しかないカナリオにとっては、存在をアピールする絶好のチャンスとなるだろう。

The post カブス・鈴木誠也が右わき腹痛によりIL入り 走塁時に痛めたか first appeared on MLB.JP | MLB日本語公式サイト.

© MLB Advanced Media, LP.