【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】星奈美紗希 注目は地元・四国地区の三嶌誠司選手と田村隆信選手!

ともにテクニックには定評のある三嶌誠司(左)と田村隆信

こんにちは! ボートレースヲタク星奈美紗希です。

今回の舞台となる鳴門水面は、イン勝率50%を切るイン受難水面。対して3コース1着率は16%と、全国24場中の第2位です。追い風が吹くとセンター有利になるなぁ、という印象があります。

45歳以上のベテランレーサーが出場するマスターズチャンピオンは、コースを動いて前づけに動く選手が通常よりも多くて、進入が枠なりにならないケースがあります。「進入の乱れはレースの乱れ」という言葉があるように、進入が乱れるレースでは積極的にセンター&アウトコースの選手を狙っていきたいですね。

今回は地元・四国地区の選手を2人紹介します。まず1人目は三嶌誠司選手です。今年はすでに2回優勝。そのうちの1回は5コースからのまくり差し! 近頃は娘さんである三嶌こころ選手、さらら選手がデビューしてから、さらにパワーアップしいている印象がありますよね。

そんな三嶌選手の一番印象に残っている最近のレースは、3月の戸田SGクラシックの初日4Rです。初戦の3コース戦で力強いツケマイで1着! 星奈はプライベートで本場に行っていたのですが、1枠に板橋侑我選手、2枠に池田浩二選手がいた中でのツケマイ炸裂に「三嶌選手、かっこよすぎるんだけど…」と思わず声が出るほどでした。鳴門勝率も7点超とし、昨年2月のG1四国地区選手権でも優出4着。コースに動きがあった場合でも、堅実なハンドルさばきでシリーズを盛り上げること期待したいです。

2人目はこの方しかいないでしょう! 地元・徳島の大エース! 星奈は5コースからのまくり差しが大好き! 田村隆信選手です。正月・GW・お盆の地元戦、そして記念、地区選と誰よりも鳴門水面を走っている田村選手。直近3年では出場選手中最多の12優出を誇ります。

ほぼ7点台と安定した勝率を残していた田村選手ですが、昨年5月~10月までの半年間は3優出も優勝は0。勝率6・38と2005年前期以来19年ぶりに6点台前半まで勝率を落としていました。でも、今年に入ってから2月には7年ぶりとなる四国地区選手権V! 地元マスターズ制覇に向けて、徐々にリズムが上がっている印象があります。GⅠ大渦大賞と鳴門地区選手権はすでに制覇済み。地元開催の今大会でマスターズ初制覇になるか!? 注目したいです。

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