Google One VPNが6月10日にサービス終了。組み込みのGoogle VPNはPixel 7以降で引き続き利用可能

Google One VPNが6月10日にサービス終了。組み込みのGoogle VPNはPixel 7以降で引き続き利用可能

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Googleが、Google Oneの特典として提供したVPNサービスを2024年6月10日に終了すると発表しました。

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この話題、先週末に海外で報じられていたのですが、Googleは廃止理由について、9to5Googleに対して「単に使われていなかったから」と語っています。VPNを廃止し、他の要望の多い機能に注力するとのことです。なお、同様の理由で、カナダ、米国、英国、EUで提供されていたプリント注文の無料配送も5月15日に終了となります。

Google OneのVPNは、2020年10月に提供が開始されたサービス。日本でも2022年に利用可能となりました。VPNというと、接続元を偽って海外のサービスを利用するために使われることもありますが、Google OneのVPNはそういった用途を想定したものではなく、セキュリティを高めるためのもの。

通信経路が暗号化されるので、公衆WiFiに接続する場合などにも安心して利用でき、災害時に公開される「00000JAPAN」でもVPNの利用が推奨されています。

なお、少しややこしいですが、Google One特典として提供されているGoogle OneアプリのVPNはサービスを終了しますが、Pixel 8以降で利用できる組み込みのGoogl VPNは引き続き利用可能です。6月3日のシステムアップデートにより、Pixel 7、7 Pro、7a、Foldにも組み込みのGoogle VPNが提供されます

このほか、5月15日からは、これまでGoogle One加入者限定だったGoogleフォトの「消しゴムマジック」などAI編集ツールが、要件を満たすデバイスを利用しているすべてのGoogleフォトユーザーに対して無料で利用可能となります。

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