農業用水路の鉄製のふた盗難相次ぐ 被害は41枚、被害額は約240万円に=静岡

2024年4月に入って、静岡県の小山町と裾野市で、農業用水路をふさぐ「縞鋼板」と呼ばれる鉄製のふたが相次いで盗まれていたことがわかりました。

静岡県東部農林事務所によりますと、被害にあったのは小山町と裾野市にある農業用水路の集水ますをふさぐ縞鋼板です。

小山町では4月10日に、中日向と用沢で合わせて24枚が、裾野市深良では13日から16日にかけて、17枚が盗まれているのが見つかりました。

被害総額は約240万円で、管理している小山町と県東部農林事務所は警察に被害届を提出しました。

県内では、2024年1月、伊豆の国市でも、農園の側溝に設置された縞鋼板の盗難が相次いで確認されています。

静岡県では同様の被害がないか、県内の全ての農林事務所で点検しているほか、市町や土地改良区に対して注意するよう呼び掛けています。

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