これがホントの「PSP」?初代PlayStationを物理的に携帯機に改造した海外ゲーマー

これがホントの「PSP」?初代PlayStationを物理的に携帯機に改造した海外ゲーマー

PlayStationが本格的に携帯機に参入したのは、2004年のPlayStation Portableからです。しかし、とあるハードウェア改造家が、初代PlayStationの携帯機化に成功しました。

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ポータブルな初代PS

改造家のYveltalGriffin氏が公開した「PS Hanami」と呼ばれるハードウェアは、初代PlayStationを携帯機サイズにまで小さくし、単独でプレイできるようにしたハードウェアです。制作期間は約1ヶ月で、デザインはすべて同氏が行いました。サイズは181×91.5×30.25mm。

バッテリーは充電式で、およそ2時間半プレイすることができます。エミュレーターは一切使用しておらず、初代PSのマザーボードを半分に切った上で本のように折りたたみ再配線するというこだわりぶり。ソフトはSDカードから起動する方式です。

携帯機のオーディオとビデオの品質にとても気を使っているといい、頑丈なステレオスピーカーとピクセルパーフェクトな480p VGA出力を実現するための小型基板を搭載しています。DualShockのように振動機能を楽しむこともできますが、アナログスティックはありません。

かなり完成度が高く見えるこのハードウェアですが、現状音量調節ができなかったり、電源ボタンを誤って押してしまうことがあったりといった問題がある模様。しかしながら、この大きさでしっかり遊べるのは驚くべき点です。なお、初代PSには三分の一サイズに小型化し、別売りで液晶モニターを取り付けできた「PS One」が存在しました。やはり、携帯機には夢がありますね……!

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