「町長からパワハラ受けた」職員が遺書残して自殺図る 町長はパワハラ否定し第三者委員会設置へ 設置予算を臨時議会で可決

福岡県吉富町の職員が町長や上司からパワハラを受けたという遺書を残して自殺を図った問題で、16日、臨時議会が開かれ、第三者調査委員会の設置費用について、賛成多数で予算が可決されました。

16日午前10時から開かれた吉富町の臨時議会では、第三者調査委員会を設置する予算が審議されました。

吉富町では去年9月20代の男性職員が、花畑明

町長や上司からのパワハラを訴える遺書を書いて自殺を図りました。

職員の命に別状は無く、現在は休職中です。

花畑町長はパワハラを否定し、先週、パワハラの有無や、自殺未遂との因果関係を調べる第三者調査委員会を設置すると発表しました。

16日の臨時議会ではこの第三者調査委員会の設置費用など918万円を一般会計予算に追加することが審議されました。

採決の結果、予算は賛成多数で可決されました。

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