[パリ 15日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は15日、7月26日にセーヌ川で行う計画のパリ五輪開会式に関し、安全上の理由で必要となったケースを考慮し、代替案も検討していると明かした。
セーヌ川での式典が大成功すると確信していると話す一方、「安全保障上のリスクがあると考えられる場合には、プランB、さらにはプランCも用意する」と語った。
開催場所をエッフェル塔に面したパリ中心部のトロカデロ広場に限定することも選択肢の一つとし、パリ郊外サンドニの競技場に移す案もあるという。
仏政府は中東情勢やウクライナ侵攻、テロ攻撃の脅威を受け、警戒態勢を最高レベルに引き上げている。