“ピカチュウワッペン”が転売 黄色いワッペンを新小学1年生に配布もフリマサイトで3000円超の値段も

全国の新小学1年生に対し交通安全のために毎年配布される「黄色いワッペン」。今年はポケットモンスターの人気キャラクター「ピカチュウ」が描かれた“特別仕様”の黄色いワッペンが配布されましたが、インターネットで転売される事態となっています。

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ピカチュウデザインの“特別ワッペン”が3300円で転売

損保ジャパンやみずほフィナンシャルグループなど4社が交通安全に対する意識向上のために、全国約104万人の新小学1年生に配布した黄色いワッペンは、今年度が交通安全事業開始から60年目になることを記念し、ピカチュウがデザインされた“特別仕様”になっています。

このワッペンをめぐり、無断販売や転売を禁止する文言が記載されているにもかかわらず、いま、インターネット上のフリマサイトで無断販売されていて問題となっているのです。

あるフリマサイトでは、3300円の値段がついているものも。

街の親子に話しを聞くと・・・。

新小学3年生の女の子:
ちょっと新1年生がかわいそう。

母親:
なんで3000円の値段がつくんだろうというのと残念な気持ちはあります。

無償で配布している企業の担当者は・・・。

損害保険ジャパン カルチャー変革推進部 平林篤子さん:
子どもたちが交通事故に遭わずに毎日安全に通学してほしいという願いを込めて贈呈しているので、本当に遺憾に思っています。

また、みずほフィナンシャルグループも「関係各社と連携の上しかるべき対応を検討している」としています。

(『めざましテレビ』 2024年4月16日放送より)

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