封殺明けのアンジェラベイビーが子育てを語る、デビューの地・香港で再起か?

中華圏の3大映画賞の一つ、第42回香港電影金像奨に出席した女優アンジェラベイビー(楊穎)が、7歳になる息子についてインタビューで語った。

14日に授賞式が行われた金像奨では、アンジェラベイビーがプレゼンターとして登場。流線のデザインが個性的なガウラヴ・グプタ(GAURAV GUPTA)のオートクチュールドレスに身を包み、10年ぶりに金像奨の舞台に登場した。

香港メディアのインタビューでは、2022年に離婚した俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)との間に誕生した7歳の長男について積極的に語った。現在は上海で小学校に通っており、時間があればアンジェラベイビー自身も勉強のサポートをしているといい、長男が目下のところ最も怖がっているのは母親だという。

ただし、自身は厳しい教育ママというわけではないと語っており、「子どもに甘い顔ばかり見せていられないので、時に厳しくするのは仕方がない。成長して社会のルールを身に付け、勉強も積極的にしてくれるようになったら、厳しく接したかいがあると思う」と話した。

アンジェラベイビーは昨年秋以降、軽い封殺状態にあると世間の関心を集めた。韓国のガールズグループ・BLACKPINK(ブラックピンク)メンバーのリサがフランス・パリの老舗キャバレーで出演したショーに足を運んだことが原因と報じられ、中国のSNS・微博(ウェイボー)でも投稿を禁止される事態に。今年2月に事実上の解禁となったが、長年レギュラー出演してきたバラエティー番組からは姿を消し、今のところ本格復帰には至っていない。

10年前にはホアン・シャオミンと交際中ということもあってか、香港メディアのインタビューを拒否していたアンジェラベイビーが、今回は進んで子育てについて語り、さらには香港から出演オファーがあることも明かした。このため、もともと15歳でモデルデビューの地となった香港で、再起を図るつもりではないかと今後が注目されている。(Mathilda)

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