GMOグローバルサイン・HDら3社、ドローンの状態を可視化する機体ログ活用クラウドサービス「DOP SUIT」リリース

「DOP SUITE」は、ドローンの安定的・安全性の高い運用管理を行うために、機体ログを収集し、機体の状況をより詳細に把握することを可能にするクラウドサービスだ。ドローン関連企業の技術連携を可能にするための「ドローン オープンプラットフォーム Project」に対応しているという。

GMOグローバルサイン・HDは、当サービスに「CloudCREW byGMO」を提供し、収集したログ情報のセキュアなクラウド管理を実現するとしている。

「DOP SUITE」について

「DOP SUITE」は、ドローンの活用が進む中での安定運用を支援するクラウドアプリケーションだ。ArduPilotで取得されたドローンの各種ログデータを、レポート機能などを通じて視覚的に分かりやすく表示することにより、ドローンを活用するユーザーやサービス提供者が機体の状況をより詳しく把握できるようになり、適切な機体運用や安全性の向上につながるという。

一方、機体メーカーにとっては、ユーザーからの問い合わせに対応する際、該当機体の詳細データを確認できるので、的確な状況分析とサポート対応が可能になる。さらに、そのデータを活用して機体の性能改善にも役立てることができるという。

本サービスは、最初のArdupilot機体として、イームズロボティクス株式会社の第2種型式認証取得機体であるE6150TCに採用されている。3社は共同で、今後も引き続きArdupilot機体メーカーの機体に採用を進めていくとしている。

主な機能

  • ドローン機体管理
  • オペレーター管理
  • サポート連携

接続イメージ

対応可能機種

フライトコントローラーのファームウェアに「Ardupilot」を採用している機種

提供方法

機体メーカーの年間サポートサービスと連携し提供

フライト後のレポートサンプルの一部

飛行レポート(地図)
飛行レポート(振動)

3社の役割

  • ドローン・ジャパン株式会社:総合企画、販売元、サービス運営
  • パナソニック システムデザイン株式会社:クラウドアプリケーション開発
  • GMOグローバルサイン・HD:クラウド管理(CloudCREW byGMO)

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