春季県展始まる 24日まで県美術館

無審査ならではの自由な発想の作品が並ぶ春季県展=16日午前、松山市堀之内

 幅広い世代が新たな表現に挑戦した第72回春季県展(県美術会、愛媛新聞社など主催)が16日、松山市堀之内の県美術館で始まり、自由で多彩な作品が県内外の来場者の目を楽しませている。24日まで(22日休館)。

 春季県展は無審査のアンデパンダン方式で全作品を展示。8部門に前回より47点少ない1057点(遺作6点を除く)が出品された。新型コロナウイルス禍が明け2019年以来となった開展式では、県美術会の吉田青雲会長が「無審査の春らしい斬新な作品やベテランの技術が光る作品を楽しんでほしい」とあいさつした。

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