メーガン妃はまだ怒っている ヘンリー王子と王室の関係回復を懸念「また利用される」

ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

メーガン妃は、将来の国王であるウィリアム皇太子との和解を目指しているヘンリー王子が、王室によって「馬鹿にされて傷つけられる」のではないかと「恐れている」と王室関係者が指摘した。英紙ミラーが16日に報じた。

ヘンリー王子は5月に英国を訪問するが、キャサリン皇太子妃ががんと闘病中であることを考慮して、弟のウィリアム皇太子やキャサリン妃との関係を修復したいと熱望していると報じられている。しかし、王室関係者の証言によるとメーガン妃はウィリアム皇太子に連絡を取ろうとすることを警戒しているという。

「メーガン妃は、ヘンリー王子がキャサリン妃とウィリアム皇太子に連絡を取り、意見の相違を整理しようとしているという点で、自分が〝負け戦〟に直面していることを承知している。夫が大きな間違いを犯していると考えているようだ」と同関係者は明かした。

王室評論家リチャード・フィッツウィリアムズ氏は最近「キャサリン妃と国王の病気は、家族に深い亀裂があるにもかかわらず、大きな状況を変えるものです」と王室の健康問題がヘンリー王子と皇太子の冷え切った関係を溶かす可能性があると示唆している。

しかし、前出の関係者によると、メーガン妃は過去の王室での経験による傷がまだ残っていると語りつつ「彼女は王室離脱から4年が経った今でもその過去のすべてに動揺しており、彼女とヘンリー王子を苦しめた王室を完全に許すことはできていない」という。

また別の王室関係者は関係が回復しても「ヘンリー王子が皇太子にまた馬鹿にされ、利用されるのではないかと懸念している。メーガン妃は、立ち直るまでに何年もかかったので、彼が再び傷つくのを見たくないだけだ」と指摘した。本当の信頼関係を取り戻すまでは、まだまだ時間がかかりそうだ。

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