鈴木誠也離脱のカブスが延長戦制し3連勝 今季新加入のブッシュが球団記録の5試合連発

● ダイヤモンドバックス 2-3 カブス ○
<現地時間4月15日 チェイス・フィールド>

シカゴ・カブスが延長戦制して3連勝。今季新加入のマイケル・ブッシュ内野手(26)が5試合連続本塁打を放った。

カブスは2回表、先頭のブッシュが右中間スタンドへ6号ソロ。球団記録に並ぶ5試合連続となる一発で先制点を挙げた。

その後逆転を許し、1点ビハインドで迎えた9回表、二死一、二塁の好機を作ると、相手の暴投の間に二塁走者ニコ・ホーナーが一気にホームイン。土壇場で同点に追いつき、延長戦へ持ち込んだ。

そして11回表、無死満塁の絶好機で、9回に好走塁のホーナーが決勝適時打。10回から登板したキーガン・トンプソンが延長2イニングを無安打に抑え込み、カブスが勝利。3連勝で今季10勝目を挙げた。

先制本塁打のブッシュは新人王資格を有する2年目内野手。昨季ドジャースでデビューし27試合に出場。今年1月にカブスにトレード加入した。現地時間5日のドジャース戦では、古巣相手に移籍後1号本塁打を放ち、同10日のパドレス戦から5試合連続で本塁打を記録している。ここまで全試合に出場し、打率.327、6本塁打、OPS1.141という好成績。この試合前に鈴木誠也が負傷者リストへ入り、カブスにとっては大きな痛手となったが、ブッシュが打線の新たな核となりそうだ。

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