日本をテーマにしたマイケル・ケンナの大規模写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」

By CAPA編集部

世界的に高い人気を誇る写真家、マイケル・ケンナの日本をテーマにした巡回展が企画された。「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」が2024年4月17日〜5月5日、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開かれる。

世界各地を旅し、その風景を独特のモノクローム世界に描写してきた。日本へは1987年に初めて訪れて以来、京都、奈良、鎌倉、四国、そして北海道などを撮影。本展はケンナ氏の希望で、日本を皮切りに米国と英国へ巡回する。新作などを含めた約100点は全て自らがプリントしている。

JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna

会期 2024年4月17日 (水) ~5月5日 (日・祝)
会場 代官山 ヒルサイドフォーラム
住所 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
時間 11:00〜18:00 (最終日は17:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料

マイケル・ケンナ サイン会

日時 2024年4月20日 (土) 15:00~18:00 (受付は17:30まで)
対象 会場での書籍購入者

マイケル・ケンナ (Michael Kenna)

1953年、英ランカシャー生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングで学び、卒業後は米西海岸に拠点を移した。現在はシアトル在住。2022年にはフランス政府から芸術文化勲章「オフィシエ」を授与された。日本では京都・奈良・北海道などの風景写真で知られており、日本をテーマにした写真集も数多く出版している。2019年には45周年記念写真展も東京都写真美術館で開催。多くの欧米、日本企業のCMにも写真が使用されている。

〈文〉市井康延

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