5月29日に1stシングル「拝啓、俺たちへ」でユニバーサル・ミュージックからメジャーデビューする5人組YouTuberグループ・コムドット。彼らが目標に掲げていた“CD売上4万枚”を、すでに予約分で達成したことがわかった。
コムドットは4月6日に公開した記者会見風の動画で、同CDのリリースを発表。それぞれジャケットが異なる通常盤、やまと盤、ゆうた盤、ひゅうが盤、ゆうま盤、あむぎり盤の全6形態で発売するといい、購入者特典としてランダムトレーディングカード（通常盤全3種・メンバーソロ盤は各メンバーソロ写真 各3種類・ 全18種）や早期予約特典、CDショップ別の特典、抽選式イベントの応募券（シリアル）があるとか。
さらに、楽曲はメンバーのゆうたが歌詞をメインで手掛けているそうで、リーダーのやまとは「やっぱ俺らが歌うんだったら、等身大の歌がいいよね」「無理してかっこつけてできないダンスやったりとか、めちゃくちゃ難しい音程にして歌的に挑戦するってよりかは、ストレートに」と楽曲の方向性を明かしていた。
そして、同15日公開の動画では、やまとが「目標の4万枚を突破しました！」と目標達成を報告。同日には、ジャケット写真や早期予約特典である“4カットフォトカード”（全6種）の絵柄が公開され、ネット上では「特典全部欲しいし、イベントも当てたい！」「やまとくん、追加予約完了しました！」といったファンの書き込みも見られる。
同日発売のJO1、前シングルは初週30万枚超え
同CDといえば、ボーイズグループ・JO1の8thシングル「HITCHHIKER」と同日発売であることが話題に。
JO1はデビュー以来、7作連続で「オリコン週間シングルランキング」1位を獲得してきたが、コムドットの「4万枚達成」報告により、「JO1の連続記録が途切れるかも……」「コムドットに負けるJO1なんて見たくない」と不安を募らせるファンも少なくないようだ。
なお、JO1の前シングル「TROPICAL NIGHT」は初週の売上が30万枚を突破。ネット上では「さすがにJO1がコムドットに負けるわけないでしょ」という意見もある。
ただ、コムドットのファンは熱量が高く、2021年に発売した写真集『TRACE』（講談社／1980円）も特典商法が功を奏し、累計発行部数33万部を突破。同書は歴代男性グループ写真集1位の記録を塗り替えており、JO1にとっては侮れない相手ともいえるだろう。
今月8日には、メジャーデビューを揶揄するネットの書き込みをXで引用し、「OK boomer あんたらがヤフコメに嫌味とか悪口を書き込んでる間に、コムドットは次の時代を創る」とつづっていたやまと。唯一のテレビレギュラー『コムドットって何？』（フジテレビ系）は3月に終了してしまったが、音楽シーンでの勢いは果たして……。
