『切ない』IKEAのキャッチコピー 写真に「一方通行の恋」「切なすぎる」

「俺はイケアが好き。でもイケアは…」

そういってX(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、フリーライターとして活動する大北栄人(@ohkitashigeto)さん。

大北さんがスウェーデン発の家具量販店『IKEA』へ行った際に見た、この一文の意味が分かる光景に、ネットがざわついています。

『IKEA』のことがこんなに好きなのに…

「『IKEA』を一番愛している」と語る、大北さん。2か月に1回ほどのペースで、足を運んでいるといいます。

そんな大北さんが、『IKEA』に行ったある日のこと。

いつも通り家具を眺めていると、『IKEA』と相思相愛になることはないと諭されるような文面を、目の当たりにするのでした…。

「イケアは竹が好き」

大北さんがこんなに『IKEA』を愛しているにもかかわらず、『IKEA』が好きなのは、竹だというのです…。

どれだけ相手に好意を寄せても、決して相手は自分に振り向くことはない、一方通行の恋に似ていますね。

竹が『IKEA』ではなく大北さんに好意を寄せている場合、きれいな三角関係が出来上がりそうです。

『IKEA』のウェブサイトには、『竹を好きな理由』が詳細に書かれていました。

イケアが竹を気に入っている理由

竹は再生可能・リサイクル可能で、耐久性にも優れています。普段よく使う商品の多くに最適な素材です。

また、強度があるため、構造的な要素や板に使用する場合に薄くできるので、1製品当たりの使用量がほかの素材に比べて少なくて済みます。

そのため、天然資源を節約でき、輸送コストも削減できます。

竹はリサイクルが可能な上、強度があり、家具の材料に用いることで資源の節約になるというのです。

大北さんを感傷に浸らせた文面は、『IKEA』のサステナブルな取り組みをアピールするためのものだったのですね…!

ネットでは、投稿について反響が寄せられています。

・片思いすぎる。切ない。

・一方通行の恋ってつらいよね。

・確かに『IKEA』って竹素材が好きだよね。

・俺、今日から竹になります。

『IKEA』のサステナブルな取り組みから始まる恋模様は、多くの人の心をギュッと締め付けたようです!


[文・構成/grape編集部]


出典

@ohkitashigeto

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