【サッカー】2・3月度の月間MVPにファジアーノ岡山のグレイソン選手!木山隆之監督も月間優秀監督に!

サッカー・J2ファジアーノ岡山のFW グレイソン選手が、2・3月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を受賞しました。

Jリーグが16日、発表したものです。Jリーグでは各月のリーグ戦(J1・J2・J3)において最も活躍した選手を表彰する「月間MVP」と、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」また最も優れた指揮をした監督を表彰する「月間優秀監督賞」も併せて発表しています。(2019シーズンから6シーズン目の実施)

「月間MVP」を受賞したFW グレイソン選手はブラジル出身の27歳で、今季からファジアーノ岡山に加入。ここまでリーグ戦全試合に出場し、2得点をあげる活躍をみせています。(10節中9節で先発出場)

Jリーグ選考委員会は、

「チームのために非常にハードワークしている」
「彼の前線でのボールを収める能力が、岡山の攻撃を支えている」
「周りを活かす巧みなポストプレーで岡山の前線の軸となりチームを牽引した。今季の岡山の新しい可能性を感じさせてくれた。守備も献身的」と評価しています。

受賞を受けてグレイソン選手は、

「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVPを受賞できて、心より嬉しく思います。来日したばかりですが、このような栄誉あるタイトルをいただき、とても嬉しいです。このタイトルは私一人で獲得したわけではなく、クラブに関わる全員で獲得したものなので、皆さんにもおめでとうと言いたいです。これからもファン・サポーターのため、岡山のために頑張り続けます」とコメントしています。

また「月間優秀監督賞」には、チームを率いる木山隆之監督も選ばれました。

選考理由として、「粘り強さを今年はより発揮している、勝点1を3にする姿勢が素晴らしい」「守備の整備とインテンシティの高さのあるチーム作りが素晴らしい。昨年に比べ、アタッキングサードやボックス内に侵入する回数も増え、攻撃面も劇的に改善されている。ボールを奪ってからどう攻撃をするかでしっかりデザインされている」「就任3年目でチームの完成度が高く、守備力をベースに勝点を積み上げた。昨季上位陣との対戦が続く今後に注目」
「守備のかたさも素晴らしいが、GKも使って11人で組み立て後ろから攻撃するという岡山の戦い方、木山監督のやりたいことがおもしろい、ファンになりそう」などと、木山監督の手腕を高く評価しています。

受賞を受けて木山監督は、

「チームの選手・スタッフなど全員がそれぞれの場所で努力し、それに加えてファン・サポーターの皆さまが私たちを力強く後押ししてくださいました。優秀監督賞として、私が賞をいただきましたが、これはファジアーノファミリー全員でいただいた賞です。全ての皆さまに感謝いたします。これを励みに、目標であるJ1昇格に向かってさらに進んでいきます」とコメントしています。

2人には20万円の賞金が贈呈される予定です。

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