62年ぶり勧進大相撲を開催「遠藤・輝・大の里ら登場」

地震の被災地を支援しようと東京・両国の国技館で義援金を募る「勧進大相撲」が開かれました。

地元出身の4人の力士も熱い取り組みを見せて会場を盛り上げました。勧進大相撲は相撲を披露することで、神社仏閣の建築や修理に必要な義援金を集めるために開かれるもので、日本相撲協会としては62年ぶりの開催となります。

国技館の土俵に石川県出身の力士が姿をみせると、会場は盛り上がりを見せていました。取り組みの前には、石川県七尾市出身の輝がふだんは見られない自慢の「のど」を披露しました。


「地元の皆さんに元気を出してもらえるような、真っ向勝負の正々堂々とした相撲を取っていきます」

穴水町出身の遠藤や、先場所は優勝争いにからんだ津幡町出身の大の里ら、4人の地元出身力士が取り組みに登場それぞれ熱い勝負を見せて会場を沸かせました。勧進大相撲の入場料は全額、能登半島地震の被災地に寄付されます。

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