今季最初のJ1月間優秀監督賞に町田率いる黒田剛監督 「一喜一憂する事なく邁進していきたい」

J1初挑戦の町田を上位争いに導く黒田剛監督。[写真:©超ワールドサッカー]

「2024明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」の2・3月度における受賞者が発表され、J1リーグからはFC町田ゼルビアの黒田剛監督が輝いた。

黒田監督のもと、クラブとして初のJ1リーグ挑戦だが、2月と3月の5戦で4勝1分けと好発進。先の第8節で2敗目を喫し、首位から3位に後退してしまったが、堅守速攻を徹底した戦いで昇格1年目らしからぬ上位争いを繰り広げている。

選考委員会による総評では反町康治委員が「昨年同様ゆるぎない信念を貫き、戦力アップをしてスタートダッシュに成功」と評すれば、槙野智章委員も「昇格初年度でこの結果は文句なし。スタイルも貫いている」などとコメントした。

黒田監督は「この度は、2024明治安田J1リーグ2・3月度の優秀監督賞に選出いただき誠にありがとうございました。J1初のチャレンジの中でこのような名誉ある賞をいただき大変光栄に思っております」とし、決意を新たにした。

「選手、スタッフ、そしてクラブはもちろんのこと、いつもFC町田ゼルビアを熱く応援してくださるファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、クラブを支えてくださる多くの方々、そして地域の方々の温かいご声援のお陰で受賞できたと思っております」

「リーグはまだ始まったばかりです。我々FC町田ゼルビアがこの強者揃いのリーグで意図する結果を残すためには、日々の鍛錬を怠らず仲間を信じ歯を食いしばって頑張っていくしかありません。これから先、横道に外れたり、立ち止まったり、苦しい局面が待ち受けているのは覚悟しています」

「そんな中でも自分たちがやってきた事を信じ、一喜一憂する事なく邁進していきたいと考えています。FC町田ゼルビアの選手たちは、これからもファン・サポーターの皆さんとともに力を合わせて、目標達成に向けて全力で取り組んでいきたいと思っております」

「引き続き変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。この度はありがとうございました」

なお、J2リーグではファジアーノ岡山の木山隆之監督が通算3度目の受賞に。JリーグではFC岐阜を率いる上野優作監督が2度目の受賞を果たしている。

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