栃木県文化財オフィサーに相川七瀬さん就任 文化財の魅力発信

とちぎテレビ

とちぎの文化財の魅力について情報発信などを行う、栃木県の文化財オフィサーに歌手の相川七瀬さんが任命されました。

福田富一知事から文化財オフィサーの委嘱状を受け取ったのは、歌手の相川七瀬さんです。文化財オフィサーは主に文化財の所有者への助言やとちぎの文化財の魅力の発信などを行います。

相川さんは2020年から國學院大學の神道文化学部で民俗学を学んでいて、この春、大学院に進学しました。その知識を生かして全国各地で文化財に関する活動に関わっていて、去年からは栃木市の政策に助言を行う「政策フェロー」としても活動しています。

相川さんは文化財に関わる人たちの高齢化などにふれ「文化財を担い手だけでなく行政や地域でバックアップする仕組みをつくりたい」と抱負を語りました。

それを受けて福田富一知事は「全国、世界に向けてメッセージを発信してください栃木県の文化財をよろしくお願いします」と今後の活躍に期待を寄せました。

© 株式会社とちぎテレビ