中央大学キャリアセンターは、生成AIを使った就活面談練習システム「Chu活（チューカツ）ボット」を、同学の理工学生を対象に後楽園キャンパスにて4月15日から導入した。
「Chu活ボット」は、同学の理工学部を卒業したサイアス主任研究員である水谷林太郎氏の研究によるもの。既成のAI技術を組み合わせたスキームによって、マルチモーダルな3Dアバターを相手に、就活面接の練習ができる。
利用者は、本番を想定した環境において自己PRやガクチカ（学生時代に力を入れたこと）、研究内容の受け答えといった練習が可能となっており、対人面接に慣れていない学生などが本番前の模擬練習で使えるようになっている。また、面接後は直ちにフィードバックが受けられるので、より本番に生かせる実践的な練習ができる。
同システムを利用する学生は、同学の就活支援オンラインプラットフォーム「Career Center net」から個人面談の予約をして、「Chu活ボット」が設定されている枠を選択すると利用できる。現時点では、エントリーシート（ES）の添削には対応していないが、将来的にはES添削サービスの追加も視野に入れているという。
