「天六」こと、天神橋筋六丁目。バリエーション豊富なお店が集まるグルメエリアです。今回は、大阪エリアのリビング地域特派員がおすすめする天六を5つ選んで紹介します。おなかをすかせて、さあ出発！
【天六】地元で大人気の角打ちは料理のおいしさにびっくり！「北浦酒店」
＜大阪発＞天六の交差点から北西に行ったところにある「北浦酒店」。昼間からずーっとお客さんが途切れない大人気の酒屋の角打ちです。角打ちですが椅子・テーブルありのスタイルです。人気の秘密はずばりお料理にありました。
すぐに食べられる小鉢
飲み物は業務用冷蔵庫に入っているので自分で出して来て、お店の方に栓を開けてもらうスタイルです。申告制になっていますので缶を飲んだ時もお店の方に伝えるようにします。
お店にメニューはありますが金額は掲示されていません。ですので1つ1つの値段はほぼ分かりません。
冷蔵庫の横には小鉢が並んでいます。自分で取ってお店の方にお伝えします。タコ刺し。タコがプリプリです。マカロニサラダ。みっちり入っています。驚くほどお上品な味付けです。ずっと食べ続けられそう。ホタルイカ
酢味噌にする？ワサビ醤油にする？って聞いてくれます。酢味噌って答えたら一旦お店の方にお渡しして、その後酢味噌をかけて席まで持って来てくれました。どの料理もほんとおいしい！
蒸し豚。これは鶏ですか？と間違うほどにプリプリです。柔らかく丁寧に蒸してあリます。添え物のきゅうりもキムチも合う！豚天。衣がサクッサクです。辛子と胡椒。最高の相性です。きゅうりの古漬け頼んだら売り切れていました。代わりにナスの古漬け。古漬けですが酸っぱさはなく深い糠の味が染みています。生姜と一緒に食べるのがこれまたお箸が止まらないのです。1番の人気メニュー ビフカツ
ここに来たらこれを食べずに帰れないというメニューがこちら。ビフカツ（多分2000円）。
脂を感じることなくサクサクの衣に包まれた柔らかいビーフ。デミグラスソースもしつこさはなくむしろさっぱりに感じるほど丁寧に作られています。今まで食べたビフカツの中で一番おいしいです。
ビーフを食べ終わった後、残ったデミグラスソースにキャベツを浸して食べたかったです。追いキャベツを注文した...
【天六】こってり背脂だけどサッパリ。チャーハンも絶品！「中華そば花京 天六店」
＜大阪発＞天神橋筋六丁目駅1号出口から東へ行ったところにある「中華そば花京 天六店」さん。地元の方々が足しげく通う名店です。
ようやく行ってきましたが、あまりの絶品にその後もリピートしまくりです。
定番の背脂中華そば850円、女性に人気の鶏ガラ中華そば850円
麺は、スープ・具材と絡み合って十分な食べ応えを楽しめる中華麺と、ツルツルとした博多ラーメンのような細麺から選べます。
定番はこってり背脂中華そば850円です。
あっさり鶏ガラ中華そば850円は女性に人気。
店内ではカレーそば980円とピリ辛中華そば980円も同じくらい出ていました。そして必ずみんなが頼んでいたのがチャーハン。半チャンセット350円をどの方も注文されていました。あっさり鶏ガラ中華そばを実食
あっさり鶏ガラ中華そばは具材たっぷりです。半熟卵は黄身が中央にあり丁寧に作られています。麺は中華麺にしました。スープの脂を上手に絡めてくれます。最近通ってますのでこってり背脂中華そばも食べています。
塩分かなり強めですがそれがまたおいしい！一口目のスープは思わず唸ってしまうほどです。
ホロホロのトロトロのチャーシューがスープに隠れていますよ。そしてチャーハン。こちらのチャーハンはぜひ食べていただきたい！人気ラーメン店では脂が浮いたような濃いチャーハンが人気ですが、こちらのチャーハンは脂を感じさせません。パラパラなのにお米ふっかふか。たっぷりの卵に細切れのチャーシュー肉、そしてきつめの塩味。バランスバッチリです。ラーメンだけでは足りない人がチャーハンを頼んでいるのかと思っていましたが、こちらのお店ではチャーハンを頼みたいがためにラーメンを食べにきているのでは？と思うほどおいしいチャーハンです。
でもだからと言ってチャーハンだけ頼むことは絶対にできないラーメンのおいしさ。
身近にこんなにおいしいラーメン屋さんがあったなんて！地元の方の人気店はやっぱり...
【天六】新鮮で本当においしいジビエをいただくならココ「ジビエ立呑み猪鹿鳥」
＜大阪発＞天神橋筋六丁目駅から200mほど北東に行ったところに「ジビエ立呑み猪鹿鳥」はあります。住宅街の中なので小さな看板が頼りです。
お店がオープンすると店前に看板が出るのですが、看板がなければ見つからないかも。
そんな隠れ家的なお店でジビエがいただけるのですが、驚くほどの高コスパでおいしいです。
看板を頼りにお店を探します
予約してお店に行きました。土曜日の18時半に予約しましたが、その前に2人ほど常連さんがおられました。この日はその時間だったら予約しなくても入れそうでした。住宅街にあります。場所を知っているからこそ行き着けるお店です。
ずいぶん長い間こちらでやっておられるので期待大です！立呑みですが椅子があります
お店の中はオレンジ色で統一されていて明るいイメージです。
とても感じの良いオーナーさんが1人で営業されているようです。
厨房をL字に囲んでカウンターがあります。カウンターには椅子が用意されています。とりあえずビールで喉を潤します。
ビールはアサヒスーパードライで生中450円、生小300円です。この後梅酒ソーダ割450円をいただきました。梅酒が濃かったです。
他のお飲み物も間違いない雰囲気です。いざ！ジビエ実食
ジビエのメニューは至ってシンプルです。このメニューを見て、煮込み系がないということで鮮度にはかなりの自信を持っておられるのが伝わります。お通しはだいこん。さっぱりしているのでこの後のジビエによく合いました。猪・鹿肉盛り合わせ1100円。色んな部位が盛られています。
猪は脂が甘い！臭みは全くなく塩でいただくのがよく合いました。
鹿は少し硬いのですがそこがジビエの楽しいところです。噛むほどに味がより深くなります。本日の希少部位、この日は猪のネックです。お値段は800円〜とありました。詳しいお値段はわかりません。
ネックも臭みはなく焼いた時の肉の香ばしさと脂の甘さが癖になりそう。焼くと豚肉と似...
【天六】夜中のクレープはマジうまい！「URU-ZUcrepe（ウルーズクレープ）」
＜大阪発＞この辺りを自転車で通っているときに偶然見つけました！
こんな嬉しい偶然に感謝です。
「URU-ZUcrepe」
22時の住宅街にそこだけ人が5人くらいいたのでお店に気づきました。
外にいたのはテイクアウト待ちやUberの方たちでした。
すこし寒い日だったのでテイクアウトでなくお店の中で食べることにしました。
お手頃価格
クレープの価格に驚き。安い。トッピングもいっぱいあります。好きなカスタマイズで楽しめそう！
しかもGoogleに口コミしたらトッピングが1つ無料になるキャンペーンもやっていました！アイスメニューは寒くなかったら絶対に頼んでた！ドリンクは蓋がしっかりあるようなので自転車で移動時にも良さそう。スムージー。これも夏まで待てるかしら・・・。実食
クレープが30種類くらいあるので悩みに悩んで、キャラメルオレオ495円にしました。
店内のオシャレ看板の前には2人掛けのテーブルがあるのでそこでいただきました。オレオのかけらがいっぱい。生クリームはできた後に追いクリームしてくれるので見栄えもおいしさもアップ。アンバター440円。
たっぷりのバターで生地がパリッパリです。これこれ！このバターでパリパリになった生地が大好きなんです。これ、夜中でなかったらもう一個食べてたかも・・・。
そして9の付く日は学生は半額になるんだって!!
なんて嬉しいんだー！（私は学生ではありませんが・・・）内装も可愛いし、味もおいしいし、夜遅くまで営業しているし、良いお店が見つかりました。
お散歩がてらや、すぐ近くの「なにわの湯」の湯上りに行ってみてください。URU-ZU crepe（ウルーズクレープ）
住所：大阪市北区長柄中2丁目6−26
電話番号：080－7183－0029
営業時間：平日 16:00〜24:00
土・日曜 15:00～23:00
定休日：無休
【天六】丁寧に焼かれた焼鳥&手羽先に舌つづみ「萬作」
＜大阪発＞焼鳥屋さんがと～っても多い天六界隈でリピ確定の焼鳥屋さんを見つけました。
炭火焼とり「萬作」さんです。
天神橋筋通りに面していて新しい雰囲気の外観です。でもお店は昔から営業されていて常連さんに愛されているお店だということです。店内はカウンターとテーブル席があり、さらに2階もあり収容力は高いです。メニューチェック
飲み物メニュー。ビールはアサヒです。瓶ビール。おいしい！焼鳥屋さんのメニューってどこもほぼ同じなのにと～ってもワクワクします。料理スタート
かわゆびき(400円)
ポン酢でいただきます。ちょっと濃いめのポン酢がビールに合います。きも造り(680円)
艶やかなきもです。舌の上でまったりととろけます。きも好きのためのとりきもです。ねぎま(1本200円)
鶏のプリプリがちょうど残る焼き加減です。タレが甘めで関西人好みです。心(１本200円)
臭み全くなし。ジューシーさが残る焼き加減です。かわ(2本200円)
塩だけでいただきます。噛めば噛むほど味が出てきます。通の食べ物。厚あげ焼き(380円)
カウンターに座ったので焼いてるところをずっとみていましたが、この子は最初の方から焼かれていました。ずっと丁寧に丁寧に育てられて出てきました。カリッジュワです！手羽先(240円)
これも同じく大事に大事に育てられていました。家では決して上手に焼けない手羽先。ここまで表面カリの中身ジューシーに焼いてくれる焼鳥屋さんもそう多くないはずです。鴨もも焼き(1800円)
見た目よりずっと淡白でずーっと食べられます。かかっているタレが甘めでキャベツとのマッチが最高です。お箸が止まらなかったです。焼きおにぎり(2個500円)
これも丁寧に丁寧に焼かれていました。あまりにも皆さんがよく注文されているので頼みましたが、大当たりです。焼鳥のおいしさに導かれ、早々に焼酎お湯割りにしましたので、もうちょっと注文したのですが写真撮り忘れもあります。
にしても...
いかがでしたでしょうか。あなたのお気に入りを見つけてください！
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。
