ノーリスクで「月10万円」も可能!?…Instagramで「稼げる人」と「稼げない人」の決定的な差【人気YouTuberが解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

Instagram、X(Twitter)、TikTok……無料でアカウントを開設できるSNSはいまや日常に欠かせません。そしてこのSNSは、上手く運用すれば「ノーリスクで月10万円稼げる」と、『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)著者のカイシャイン氏はいいます。本記事では「Instagram」に的を絞り、“稼ぐアカウント”にするための考え方やポイントをみていきます。

Instagramはノーリスクで「0円起業」できる

「起業」と聞くと何だか難しそうに感じるかもしれませんが、Instagramならスマホがあれば初期費用もランニングコスト(運転費用や維持費用)も0円で新たなビジネスを始められます

自宅でできる副業として昔から人気のあるブログはサーバーやドメインの取得に費用がかかりますし、せどり・転売は在庫を抱えるリスクがありますよね。一方、Instagramはリスクなく始められる0円起業です。

僕はこれまで、

・育児の合間をぬってInstagramを運用して月に6桁以上の収益を上げ続けるママさん

・仕事後の2時間でコツコツInstagramを運用して本業以上に稼ぐことに成功した会社員

など、スキマ時間を効率よく稼いでいる人をたくさん見てきました。成功する人と失敗してしまう人の違いは、本書でお伝えする正しいやり方でInstagramをやったか、やっていないか。それだけの差です。

“稼ぐインスタ”にしたいなら「ジャンル特化アカウント」を選んで

Instagramで投稿を行うアカウントは主に下記の4つのタイプに分類されます

マネタイズの根底は「誰が」「どんなことに悩んでいて」「その悩みをどんな商品提供で解決できるか」。下記の通り稼ぎたいのであれば、どんなジャンルや商品にも当てはめやすく、顔出し不要で誰でもチャレンジできる「ジャンル特化アカウント」を運用することをおすすめします。

・インフルエンサーアカウント

●写真のみの文字なし投稿がメイン

●有名人や美男美女が圧倒的に伸びやすいため、誰でもできるわけではない

・ジャンル特化アカウント

●文字入れ投稿がメイン

細分化された多くのジャンルが存在しており、チャレンジしやすい

・プライベートアカウント

●自分の日常や趣味についての投稿

●なんとなく始めた人が多い

●目的や方向性が定まっておらず、投稿内容が雑多なアカウント

・企業アカウント

●個人ではなく企業が運用するアカウント

●企業アカウントはフォロワーを獲得しにくいため、あえて企業名を伏せメディアを装って運用するケースも

<POINT>

文字入れ投稿メインのジャンル特化アカウントでマネタイズする

PR、アフィリエイト、スキル販売…Instagramで稼ぐ「6つ」の手段

Instagramでお金を稼ぐ方法は主に6パターンあります。それぞれ特徴や稼げる金額が異なるため、下の図を参考に自分に合った方法を選択することが大切です。

[図表1]Instagramで稼ぐ6つの手段 ※アカウントのジャンルや商品の種類によって大きく変わる場合があります。
出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

PRはハードルが高い…これから始めるなら「アフィリエイト、コンテンツ販売、スキル販売」

マネタイズ難易度と稼げる金額感をマッピングすると下記のようになります。

[図表2]マネタイズ難易度と稼げる金額感 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

「これからInstagramで稼げるようになりたい」と考えている方には、アフィリエイト、コンテンツ販売、またはスキル販売からスタートされることをおすすめします。

PRだと難易度は低いものの案件数や報酬額を自分でコントロールしにくく、そもそも見かけのフォロワーがいなければ企業からの依頼が来ないからです。

また、Instagramのコンサルティングや運用代行はInstagramの成功者がチャレンジできる次なるステップのような位置付けになります。

例えばあなたの趣味がアクセサリー作りだとしたら、まずはフォロワーを増やしてファン化し、自作のアクセサリーを販売した後に

・「ハンドメイドに特化したアカウント運用のノウハウ」をまとめた記事を販売する

・ハンドメイド作家を対象にしたコンサルティングや運用代行を行う

といった展開ができるでしょう。

自身がInstagramを通じてハンドメイド作品を販売・成功した実績がなければ、そもそも誰もInstagramに関するコンテンツを購入したり、コンサルティングを依頼したりすることはないですよね。

<POINT>

難易度と稼げる金額を考慮してマネタイズ方法を選ぶ。

最初はアフィリエイト、コンテンツ販売、またはスキル販売がおすすめ!

インスタで稼ぐなら、フォロワーより「Instagram」に好かれろ

運用をスタートする前に、まずはInstagramの仕組み(アルゴリズム)について理解しておく必要があります。

稼ぐアカウントを作るうえで、大前提として「Instagramに好かれなければならない」という思考を持っておいていただきたいです。プラットフォームが望むものを理解し、実行することが成功への最短ルートだと言えます。

Instagramが投稿者に望んでいることは「ユーザーをできるだけ長くInstagramに留めてほしい」ということ。Instagramは常にTikTokやYouTubeなどの強敵たちとユーザーの奪い合いを行っています。24時間の中でSNSを見る時間は限られているため、0.1秒でも長くユーザーをInstagramに留めてくれる投稿者が好きなのです。

なぜなら、Instagramのサービスを提供しているMeta社の主な収益源はオンライン広告だから。各企業や個人は宣伝のためにMeta 社へお金を払ってInstagram上に広告を出しています。ユーザーの利用時間が延びると、広告を見てもらえる時間が増える=Meta社の収益が上がる!というワケですね。

「自分が何を発信したいか?」や「フォロワーが見てどう思うのか?」という考え方になってしまう人は多いですが、「Instagramに好かれるためにはどうすればいいのか?」をしっかりと考えて運用していくことが大切です。

では、Instagramが好むのは具体的にどのような投稿なのでしょうか。こちらについては既に公式発表が行われており、次の5つのアクション(①保存数②いいね数③コメント数④プロフィールアクセス数⑤投稿への滞在時間)をユーザーから獲得できているアカウントを優遇することが明らかになっています。

[図表3]Instagramに優遇される「5つ」のアクション 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

上記の中で最も重要なのは⑤投稿への滞在時間です。①~④のアクションを行っている間もユーザーはInstagramに留まっている、つまり滞在時間が延びていくことになります。

投稿者である私たちは「滞在時間を引き延ばすことでInstagramの恩恵を受けられる」ということを覚えておいてください。

<POINT>

0.1 秒でも長くユーザーを足止めできる投稿・アカウントが伸びる

フォロワーも「量より質」の時代

もうひとつ知っておいていただきたいのは、フォロワーの数と稼げる金額の多さは必ずしも比例しないということです。実際に、フォロワー1,000人未満でマネタイズに成功したアカウントも存在します。

[図表4]フォロワー1,000人未満でマネタイズに成功したアカウントの例 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

上記の事例から分かるように、今やフォロワーは量より質の時代です。アカウントのジャンルや商材にマッチしたフォロワーを獲得できていれば、少ない人数でもマネタイズできます。

一方、フォロワーが多くてもマネタイズできないアカウントも存在します。

例えば、自分の写真を載せて数万人のフォロワーを獲得している美女アカウントで「タイ教育移住サポートサービス」を販売したとしても、なかなかコンバージョンにつながらないでしょう。集まったフォロワーは「美女を見たい人」であって、「タイに教育移住したい人」ではないからです。

「とりあえずやってみよう! は危険」の意味をお分かりいただけたのではないでしょうか。

<POINT>

フォロワー数が少なくても質が良ければマネタイズできる

カイシャイン

BEASTAR株式会社 取締役

SNS教育系YouTuber

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