群馬県は移住相談窓口の業務委託をしている都内のNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が、アンケート回答者244人へのメールを誤って受信者全員のメールアドレスが見られる状態で送信したと発表しました。
県によりますと今年2月から3月に県とNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が共同で行っていた「”春から始める”ぐんま暮らしキャンペーン」で移住に関するアンケートを行い、今月13日、回答者244人にお礼やイベント情報についてのメールを配信しました。
その際に本来ならアドレスを他の受信者から見えないようにするBCC欄に入力するところを誤ってアドレスが見えるCC欄に入力して送信してしまったということです。
それにより回答者全員244人のメールアドレスが受信者間で閲覧できる状態となっていました。
メールの受信者が確認し発覚しました。
センターが送信者全員にメールの削除を依頼し謝罪しました。
これまでに情報を悪用されるなどの被害は確認されていないということです。
県はセンターに対し個人情報の厳正な管理や情報セキュリティなど指導を徹底していくとしています。