2024年4月16日、3つの衆院補選が告示されました。今回は「島根1区」「長崎3区」「東京15区」の3選挙区で欠員を補充するための「補欠選挙」が行われます。このコラムでは、立候補者が政策などの情報発信に活用しているSNSに関する情報をまとめました。SNSからは政策だけでなく、人柄も伺い知ることができます。投票先を選ぶ際の参考情報にしてみてはいかがでしょうか。
3補選で唯一の与野党対決となった「島根1区」!
島根1区補選の区域は松江市、安来市、奥出雲町、隠岐郡(隠岐の島町、西ノ島町など)、雲南市の東側一部(旧・大東町、旧・加茂町、旧・木次町)、出雲市の西側一部(旧・平田市)です。
島根1区立候補者2人のSNSは?告示日の投稿は?
以下に立候補者のSNS情報をまとめました(届け出順)。
◆錦織 功政(にしこり・のりまさ)氏
新人の錦織 功政(にしこり・のりまさ)氏(55)は自民党が公認し、公明党が推薦をしています。
錦織氏は公式サイトのほか、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、LINE、TikTokなど情報を発信しています。
告示日朝の出陣式について、Xにこのように投稿しています。
◆亀井 亜紀子(かめい・あきこ)氏
元職の亀井亜紀子(かめい・あきこ)氏(58)は、立憲民主党が公認、国民民主党県連と社会民主党が支援、日本共産党が自主的に支援します。
亀井氏も公式サイトのほか、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、LINEから情報発信をしています。
Xでは、告示日の第一声についてこのように投稿しています。
現職と新人の一騎打ちとなった「長崎3区」!
長崎3区の区域は、佐世保市の一部、大村市、対馬市、壱岐市、五島市、東彼杵町、川棚町、波佐見町、小値賀町、新上五島町です。
なお、次の衆院選挙では長崎県の小選挙区4つが3つに減るため、新2区と新3区に分かれます。
長崎3区立候補者2人のSNSは?
以下に立候補者のSNS情報をまとめました(届け出順)。
◆山田 勝彦(やまだ・かつひこ)氏
山田 勝彦(やまだ・かつひこ)氏(44)は前回衆院選で比例九州ブロックで当選した現職です。立憲民主党公認、社会民主党が推薦、日本共産党が自主的に支援しています。
公式サイトのほか、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、LINEを公開しています。
山田氏の公式サイトやXには政策や、街頭演説の予定などが紹介されています。
◆井上 翔一朗(いのうえ・しょういちろう)氏
新人の井上翔一朗(いのうえ・しょういちろう)氏(40)は日本維新の会公認、教育無償化を実現する会が推薦しています。
井上氏も公式サイトやXを活用し、政策、街頭演説の様子などをアップしています。
乱戦の「東京15区」は9人が立候補!
東京15区は江東区全域です。
候補者のSNSは?告示日の投稿は?
以下に立候補者のSNS情報をまとめました(届け出順)。
◆福永活也(ふくなが・かつや)氏
新人の福永活也(ふくなが・かつや)氏(43)は、NHKから国民を守る党が公認しています。
これまでの「弁護士」や「冒険家」などの活動を紹介する公式サイトのほか、X(旧Twitter)やYouTubeを開設しています。
第一声の動画も公開しています。
◆乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏
新人の乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏(48)は、国民民主党とファーストの会、都民ファーストの会が推薦しています。
X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、LINEを公開しており、告示日の様子を以下のように発信しました。
◆吉川りな(よしかわ・りな)氏
吉川りな(よしかわ・りな)氏(36)は、新人で参政党の公認候補です。
公式サイトのほか、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、YouTubeを活用しています。
それぞれの媒体で、自身の経験とそれに基づいて主張する政策の中身などを知ることができます。告示日の様子は政党代表のアカウントなどから発信されています(16日午後6時時点)。
◆秋元司(あきもと・つかさ)氏
元職の秋元司(あきもと・つかさ)氏(52)は無所属で立候補しました。
X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどから情報を発信しています。
告示日第一声のショート動画を公開しています。
◆金澤ゆい(かなざわ・ゆい)氏
新人の金澤ゆい(かなざわ・ゆい)氏(33)は日本維新の会公認で、教育無償化を実現する会が推薦しています。
公式サイトのほかにX(旧Twitter)やFacebook、Instagram、YouTube、TikTokから情報発信をしています。
告示日第一声は下記のように発信しています。
◆根本良輔(ねもと・りょうすけ)氏
新人の根本良輔(ねもと・りょうすけ)氏(29)は、つばさの党公認です。
補選に関する情報発信はX(旧Twitter)やYouTubeで見られます。第一声の様子は、所属する「つばさの党」代表のアカウントから全編公開されています。
◆酒井なつみ(さかい・なつみ)氏
新人の酒井なつみ(さかい・なつみ)氏(37)は、立憲民主党が公認し、日本共産党が支援します。
酒井氏は公式サイトのほか、(旧Twitter)やFacebook、Instagram、YouTube、LINEを活用しています。
告示日の第一声の投稿は以下の通りでした。
◆飯山陽(いいやま・あかり)氏
新人の飯山陽(いいやま・あかり)氏(48)は日本保守党公認です。
X(旧Twitter)やYouTubeなどで情報を発信しています。
告示日の午後に配信した動画で、第一声について語っています。
◆須藤元気(すどう・げんき)氏
元参院議員の須藤元気(すどう・げんき)氏(46)は無所属で立候補しました。
公式サイトのほか、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeを公開しています。
Xを通じて、選挙区内を自転車でまわっている選挙活動を発信しています。
まず、立候補者を知るきっかけに
衆議院議員補欠選挙の投開票日は4月28日です。立候補者が投票を呼び掛けられる「選挙運動期間」は前日の27日までの12日間です。
この間にはSNS上の情報発信だけでなく、街頭演説や立候補者討論会などでもそれぞれの政策や人柄を知ることができます。中でも、SNSは移動しなくてもスマホやパソコンがあれば情報を得ることができるので、候補者を知るきっかけとして便利です。
あなたの考えに近い候補者を選ぶことにつなげるため、まずはのぞいてみることから始めてみませんか。
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