「ブンデス復帰の可能性が非常に高い」鎌田大地、序列アップでもラツィオ退団か。伊メディアが伝えた有力な“2つの移籍先”は?

ラツィオの鎌田大地は来季、ドイツに戻る可能性が取り沙汰されている。

シーズンの大半を通じて出場機会に恵まれなかった鎌田はしかし、マウリツィオ・サッリ前監督が辞任してからは、後任のイゴール・トゥドール監督の下で毎試合ピッチに立っている。新体制になってからの4試合のうち、3試合でスタメンに名を連ねた。直近2試合はフル出場だ。

それでも、鎌田は今季限りで退団する見込みと報じられている。契約は1年。延長オプションつきだが行使されるかは選手次第、と伝えられている。そして一部のメディアは、鎌田がすでに退団の意向をクラブに通知済みと報じた。

来季に向けたチーム編成が注目されるラツィオだが、そこに鎌田はいないのかもしれない。『Il Messaggero』の報道を伝えた専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は、このように伝えている。

「トゥドールはカマダを再び起用しているが、日本人の契約は満了を迎える。2年延長のオプションを行使し、残るのは難しいだろう。ブンデスリーガ復帰の可能性が非常に高い(ポールポジションはフランクフルトとボルシアMGだ)」

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古巣はもちろん、板倉滉らが所属するボルシアMGへの移籍となれば、鎌田にとってやりやすい環境となるかもしれない。クラブは残留を望んでいるとの噂もあるが…。

ラツィオは前節終了後にルイス・アルベルトが退団の意向を表明し、4月15日にフェリペ・アンデルソンも今季で去ることを発表した。ことしは改革の夏になるとも言われる。新生ラツィオに鎌田は加わらないのか。決断が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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