ボーリングの機械に巻き込まれる 下北山村 作業員の男性の死亡確認

下北山村上池原の山中で地質調査を行っていた男性が、機械に巻き込まれる事故がありました。男性は病院に搬送されましたが死亡が確認されたということです。

16日、午前11時30分ごろ、下北山村上池原の山中で、大和高田市に住む63歳の男性作業員がボーリング調査の機械に巻き込まれる事故がありました。男性は意識不明で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。県によりますと地質調査は去年12月にこの場所から約3キロ北の国道169号で発生した土砂崩れを受けて、国道全体の地質状況を確認するために行われていたものだといいます。

警察によりますと男性は40代の同僚とともに作業を行っていて、同僚が一度現場から離れ戻ってきたときに機械に巻き込まれている男性を発見したということです。警察は事故の詳しい原因を調べるとしています。

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