消防団名義の通帳から現金150万円を私的に流用したとして、小松島市消防団は40代の消防団員を15日付で懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは、小松島市消防団の40代の男性団員です。
小松島市消防本部によりますと、この団員は、所属する消防分団の会計担当をしていた去年2月から今年2月ごろまでの約1年間に、消防後援会費や公金を預けている分団名義の通帳から数回にわたり合わせて150万円を私的に流用したということです。
流用した金は2024年2月に全額弁済されています。
市消防団では、この団員が次の会計担当者に引き継ぐ際、「通帳を紛失した」などと不審な説明をしていたため調査し、今回の流用が発覚しました。
小松島市消防団の成川 和夫団長は「団員の不適切な行為は市民の信頼を裏切るもので、深くお詫び申し上げます。今後は服務規律の確保と綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしています。